
付録 A: シンセトラックのパラメーター A-3
FILTERS
FRQ(フィルター1 の周波数 ) は、フィルター1 のカットオフ周波数をコン
トロールします。
4 バンドのローパストランジスターラダー型フィルター
です。
RES( フィルター1 のレゾナンス ) は、フィルター1 のレゾナンスをコント
ロールします。レゾナンスが増えると、カットオフ周波数でのスペクトラ
ムでのピークが上昇します。フィルター
1 には、レゾナンスがシャープ
に起動してから、フィルターのエンベロープが下降するまでに減衰し、特
徴的な電子的フィルターサウンドを与えるための、高周波数でより強力な
働きをするレゾナンスがあります。
OVR(フィルター1のオーバードライブ)は、信号経路にディストーション
を導入します。中央位置
(0) では、信号はクリーンなままです。正の値に
増やすと、フィルター
1 の後でクリップしたディストーションが得られ
ます。また負の値に増やしても信号は歪みますが、フィルター内ではより
ソフトなオーバードライブサウンドになります。
TRK( フィルター1 のキートラック ) によって、カットオフ周波数は、再生
されるサウンドのピッチに従います。
32 に設定すると、フィルタートラッ
クをノート間隔内のオシレーターの周波数にできます。これによって、
フィルター
1 のレゾナンスをオシレーターと同じ方法で再生することが
可能になります。
DEP(フィルター1のEnvFのデプス )は、フィルターエンベロープEnvFか
らのカットオフ周波数のモジュレーションの量をコントロールします。ノ
ブは、二極性です。つまり正と負の両方のモジュレーションデプスを利用
できます。選択したモジュレーションの対象に関わらず、
ENV は常にフィ
ルター
1 に影響することに注意してください。
FRQ(フィルター2 の周波数 ) は、フィルター2 のカットオフ周波数をコン
トロールします。これは、フィルター
1 とオーバードライブの後にある、
2 バンドのマルチモードフィルターです。
RES( フィルター2 のレゾナンス ) は、フィルター2 のレゾナンスをコント
ロールします。レゾナンスが増えると、カットオフ周波数でのスペクトラ
ムでのピークが上昇します。
( ピークの代わりにノッチのある、バンドス
トップタイプのフィルターは例外です。このノッチは、より低いレゾナン
ス設定で、より幅広くなります
)。フィルター 1 と比較して、フィルター
2 には、オーディオスペクトラム全体でより均一なレゾナンス動作を行い
ます。
TYP( フィルター2 タイプ ) は、フィルター2 のフィルタータイプを選択し
ます。
2 バンドローパス、1 バンドローパス、バンドバス、1 バンドハイ
パス、
2 バンドハイパス、バンドストップ、ピークの 7 種類を利用可能で
す。技術的には、これら全てはレゾナンスのある
2 バンドのフィルター
ですが、「
1 バンド」タイプにはシンプルな 1 バンドフィルター同様のフ
ラッタースペクトラムがあり、イコライザー処理にも非常に役立ちます。
TRK( フィルター2 のキートラック ) によって、カットオフ周波数は、再生
されるサウンドのピッチに従います。
32 の設定は、フィルタートラック
をノート間隔内のオシレーターの周波数にします。
DEP(フィルター2のEnvFのデプス )は、フィルターエンベロープEnvFか
らのカットオフ周波数のモジュレーションの量をコントロールします。ノ
ブは、二極性です。つまり正と負の両方のモジュレーションデプスを利用
できます。選択したモジュレーションの対象に関わらず、
ENV は常にフィ
ルター
2 に影響することに注意してください。
フィルター
FILTERS のページでは、2 つのトラックフィルターに影響する設定があります。
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