
シーケンサー
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PARAMETERSLIDE
PARAMETERSLIDE メニューでは、2 つの別個のノートトリガーまたはトラックのトリガーレスロックのパラメーターの値を、互いの
間でスライドさせることができます。[FUNCTION] キー +[BANKD/H] キーを押して、メニューを開きます。このメニューがアク
ティブなときに [TRIG] キーが押されると、スライドトリガーがシーケンサー上に入力されます。
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つのトリガー間でパラメーターの値をスライドするので、トリガーの一方をロックする必要があります。ロックされたパラメーター
の値が、ロックされていない値にスライドされます。あるいはその逆になります。パラメーターの値をスライドするには、スライド
したいパラメーターのあるトリガーと同じシーケンサーステップ上にスライドトリガーを入力します。スライドの速度は、現在のテ
ンポを基準としています。次のトリガーに到達すると、スライドが終了します。複数のパラメーターの値を同時にスライドできます。
• パラメータースライドは、ノートトリガーまたはトリガーレスロックに簡単に追加できます。ノートトリガーまたはトリ
ガーレスロックを押したままにして、
[BANKD/H] キーを押します。パラメータースライドトリガーは、ノートトリガー /
トリガーレスロックと同じシーケンサーステップに自動的に入力されます。
• ノートトリガー / トリガーレスロックを押すと、トリガーと同じシーケンサーステップにパラメータースライドトリガーが
入力されているかどうかが簡単にわかります。その場合、<BANKD/H> の LED が点灯します。
スウィング
パターンのスウィングを設定すると、様々なリズムのグルーブが可能になります。[FUNCTION] キー +[PATTERN] キーを押して、こ
のメニューにアクセスします。
トラックのトランスポーズ
トラックは、上下にトランスポーズできます。またトランスポーズ機能は、片手での操作でロックできます。トランスポーズ機能の
影響を受けるトラックは、
NOTESSETUP メニューで設定します。詳細については、38 ページの「NOTESSETUP」を参照してくだ
さい。この設定のクイックコマンドもあります。[TRANSP OSE] キー +[TRACK] キーを押して、トラックのトランスポーズ機能をオ
ン/オフします。[TRANSPOSE] キーを押したままにすると、<TRACK> の LED が点灯して、トランスポーズがオンのトラックを示
します。
トランスポーズを行うには、[TRANSPOSE] キーを押したままで KEYBOARD 上のキーを押します。[OCTAVEUP] キーまたは [OCTAV E
DOWN]
キーを押して、異なるオクターブ範囲へのトランスポーズを選択します。トランスポーズの実行後に、トランスポーズがい
くつの半音から構成されているかを示す小さなポップアップウィンドウが表示されます。
トラックのノートは、38 ページで説明した NOTESSETUP メニューにある TRKKEYNOTE と TRKKEYSCALE の設定に従ってトラン
スポーズされます。トランスポーズは、キーノート設定に対するオフセットで、全てのノートトリガーはトランスポーズの実行後に
もオリジナルのノート値を保持しています。例えば C5 に設定されたキーノートで F5 が押されると、トランスポーズが有効なトラッ
クは、半音で +5 トランスポーズされます。
トランスポーズのオフセットは、永続的に適用できます。トランスポーズの実行後に、[TRANSPOSE] キー +[YES/SAVE] キーを押し
ます。トランスポーズされたノートトリガーの値は、永続的に変更されます。
[FUNCTION] キー +[TRANSPOSE] キーを押すと、トランスポーズロック機能がオンになります。トランスポーズロックは、<TRANS‐
POSE>
の LED が明るい赤色で点灯して示されます。この機能をオンにすると、[TRANSPOSE] キーが常に押されている場合と同様に動
作します。KEYBOARD のキーを押す際に、片手でトランスポーズできます。
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